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「応援して嬉しかった実体験」が私をwebデザイナーに繋げた

私をwebデザイナーに繋げた、ある実体験。

それは、大学時にアルバイトをしていた、家庭教師での出来事です。

その教科は、中学の数学。

デザインの面影のない教科ではありますが、、。笑

当時、中2だったある女の子のお母様から

「高校受験前に、特に苦手な数学の成績を上げてほしい」
との依頼を受けました。

当時、受けたばかりの1学期のテストは56点だったとのことで
希望している高校の合格圏に入るところまでは上げてほしい、と。

初回に見させてもらった時
普通に理解力はあるように感じたので

何に躓いているんだろう、、、?と
いまいち掴めなかった感覚を今でも覚えています。

理解力はある感じなのに、
点数としての結果は低いし、数学に怖がってる…。

「何故なんだろう・・・」

伝えたいことが伝わっていないからだ、という前提で見ていたので

生徒の「つまづきポイント」がどこなのか?

をあらゆる角度から探りました。

この作業が非常に楽しかったんですよね。

なので、

私の使う言葉が、生徒にとって

・普段使い慣れてないのかもしれない、、

・「書かれている文章」を「別の言葉」に置き換えたら、理解してもらえるかもしれない、、

・そもそも数学に興味がないのかもしれない、、

いや、興味がないというより、面白さに気付いてないのかもしれない、、

・・そんなこんなで、どんどん妄想しまくる私。笑

それらを一旦全部書き出し、一つずつ潰していく。。

数学が嫌になっちゃった「理由」や

点数を上げる「最短ルート」のヒントを見つけるために

少しずつ、その子の”本音”に触れていったんです。

そして数回通ってみたある日。

なぜ苦手意識を持っていたのか、理由が浮き彫りになり、、、

その子の原因の一つが、見えてきました。

「無理矢理、勉強やらされていた」

もう、心が閉じた状態で、教科書を眺めていたんです。

何に繋がる勉強なのか分からないし
親が怖いから、しょうがない、、、
点数は上げたいような、どうでもいいような。、、

みたいな。

「そりゃー楽しくないよね、、、」

わざわざ勉強だけを教えにくる私に会うのは

苦痛だろうなぁ、、、、と。苦笑

そこで私は、1日だけ、数学の教科書は開かず

楽しく遊んだり話したりするだけの日を設けました。

あ、ちなみに、その子の親にはナイショです。w

最近行った買い物の話とか、数学の先生のこととか。

そんな”数学周り”を探りつつ、たまに女子トークもしたり。

「こんなに明るく話す子なんだな〜」

と、知ることができて、私自身、嬉しく感じたり。

そして少し距離が近づいた、次の回。

訪問して教科書を開いたとき、ビックリな事が起きました。

数学教科書を見る、その子の

目の色が、態度が、

今までとはまるで違って見えたんです。

集中力も、意識も、

明らかに変わっているのが感じられて。

「何が起きたんだろう?」と思ってしまうほど。笑

で、ここからだったんです、

この子の理解が、どんどん深まっていったのは。

さらにその7ヶ月後。こんな出来事がありました。

「先生!!みて!」

その子が棚から何やら引っ張り出してきて
満面な笑みで、見せてくれたのは、

100点と赤文字で書かれた採点の紙。

「おぉぉ!!やったじゃん!」
「おめでとう!!!すご〜い!!」

2学期の定期テストの答案用紙でした。

95点とかじゃなく、、

満点って、、、、。


家庭教師の時間だけじゃなく

いつも、自ら、数学と向き合ってきたその証。

彼女は、ちょっと先の未来にある”100点”という数字が
クリアになっていく感覚があったんでしょうね。

何かコツを掴んで、しっかりと考えて、

最後にケアレスミスもチェックして、、。

私が見ていない場所でも、彼女はきっと、

凄く、凄く、頑張ったんだろうなってのが

この「100」という数字を

書いたと思われる、数学の先生の筆圧からも感じられて

「伝わったんだ」

って思えたら

なんか、、嬉しすぎて、思わず号泣。。

私が100点を取ったわけでも取らせる力があったわけでもないけど

その場に出合わせてくれたことや

彼女が数学に対して自信を持つきっかけに
何らかの貢献ができたんじゃないかって思えたことは

素直に、凄く嬉しかったです。


一生懸命な姿って、応援したくなるじゃないですか。

応援する中で、喜んでいる姿が見られたならば

単純に、私も喜びをお裾分けしてもらえてるんですよね。

家庭教師の醍醐味ですよね。

ほんと、最高。

家庭教師を通じて学んだことは

自分自身の達成ももちろん嬉しいけど

頑張る人を応援して達成してくれることも

自分自身での達成の「さらに上をいく嬉しさ」だった

という、気づきです。

この経験も「今のデザイン業に通じているんだな」

と思える体験のひとつ。

webデザイン制作で、事業主さんから

制作に必要な情報をいただくために、細かなヒアリングをするのですが

こんなお客様にこういう想いを伝えたくて

だからこんなことをしていて

こんな風に伝えたいんです、

っていう

ビジネスの根本というか

内なる熱い想いに、”直接”触れることができるんです。

めちゃくちゃ贅沢な仕事だなーと想うこの頃^^

私も人間なので

そういうクライアントさんに出会うと

「その想いを伝えたい!」

「伝わるデザインに仕上げたい!」

「絶対に伝わる素敵なデザインを作るぞ!!」

と、より気合が入ってしまうものです。。笑


ホンモノの想いって

想ってるだけじゃ、伝わらないじゃないですか。

ホンモノなのに、伝わらないなんて

勿体なさすぎません?

うん、すっごく、もっっったいない。

お金をいただくことを

後ろめたいと思うが故に

ホンモノを伝えない、だなんて

罪だとさえ思います。

実際にそんな事業主さんが、身の回りに

たくさんいましたから。

私の父は陶芸家でしたが、父もその一人。

素敵な想いのあるモノやサービスがあるのに

ホンモノなのに

届かない。

売上にならない。

当時の私には、どうすることもできず。

お金とは無縁だから、、、と

諦めきれない”ニセ諦め”の話を聞くだけ。

宝くじに夢見てワクワクする父を見るのも

正直、モヤッとした気持ちもあり。。

私自身、買い占める資金力もなければ

心のどこかで

「そういう事じゃないんだよな、、」とも思っていたし。

とにかく、何をどうしたらいいのか分からなくて

ただ、ただ、聞くことしかできない自分。

そんな自分が、悔しかった。

そんな経験もあり

素敵な想いがこもっているモノやサービスを

届けたい相手にきちんと届くようにしたいから

webデザイナーになりたいんだという想いや

デザインそのものが「いいな!」と思われることが、ゴールではなく

ビジネスを円滑にするための「ツール」として

デザインを使いたいと思うようになりました。

秘めた想いを、言葉やデザインで、可視化する。

伝えたい相手に伝えるために

最適なビジュアルに、置き換える。

ビジネスにデザインを活用すると

・自分らしいブランドデザインが手に入ったり
・繋がりたかった素敵なお客様に出会えたり
・以前よりも反応が上がったり

などなど、、

こんなに素晴らしい未来に繋げるツールとして役立つんです。

ビジネスで活用するので
当然、売上にも、影響していくことに繋がります。

よく、web制作のクライアントさんとお話ししていて思うんですが

「ビジネスに、活きたデザインを
味方につけている事業主さんは、強いな」

そう感じるのも、事実です。

だって、デザインって飾りでしょ、、

と思っておられる方が大半ですから。

もし、デザインをビジネスに

活かし切れていないなぁ、、活かしてみたい!

と感じておられるのであれば

逆にチャンス!だと思っています。

ぜひ、あなたのビジネスが、関わりたい相手に
自然と伝わるようにするためにも
デザインを取り入れてみてくださいね!

ここでは

デザイン制作を専門としている私が
普段の制作や、専門分野を磨く中で
感じていることをここで綴っていこうと思っています。

また、ノンデザイナーの個人事業の方向けに
発行しているメルマガで

ここには書ききれない想いや
ビジネスでお役に立てそうなwebデザインあれこれ

時にはお得な情報などもお伝えしていく予定です。

ご興味ある方は、そちらも楽しみにしていてくださいね^^

引き続き、よろしくお願いいたします。

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